倒れた父に代わり、九州にある実家の工場で社長代理を務めることになった幸典。 右も左も分からない幸典が父に頼るよう言われたのは、工場長の槇だ。 髭面で無愛想で手荒いけれど、仕事ができて面倒見もよく、社員の皆に慕われている槇。 ところがある日、自分がゲイだと槇にバレてしまった!! しかも「あんた絶対、逃げつつも犯されたい口たい」と押し倒されてしまい…!?
恋仲になった槇(まき)と共に働くため、実家の工場に帰ってきた幸典(ゆきのり)。社長代理として仕事を始めたものの、恋人との甘い時間など皆無な日々だ。そんなある日、取引先の営業部長が、幸典の描いた図面を「破り捨てるのも時間のムダ」と厳しくダメ出し!? しかも彼はなんと、槇の弟・光二郎(こうじろう)だった――!! 二の句が継げない幸典を、「あんたは工場にも兄貴にもふさわしくない」と一刀両断して!?